のめしマッサージ

「のめし」とは方言で怠け者。 なまけもののマッサージやストレッチ、お客さんや家族とのことを書いてます

マッサージをするときに意識を必ずすべきこととは?

こんばんは、『あん摩マッサージ指圧師』のますとです。

 

今回は、セルフマッサージをするときに、共通して気を付けていくべきことについてお伝えしたいと思います。

 

セルフマッサージのコツについての記事はこちら

↓ 

nomeshi-massage.hatenablog.com

nomeshi-massage.hatenablog.com

 

さて、マッサージをする時について意識すべきこと。

それは、呼吸です。

 

ストレッチや体操、ヨガをするときに呼吸を大事にしてくださいと言われますよね。

特にヨガに関しては、呼吸法に重きを置いています。

 

では、どういった呼吸をしていくのがよいのでしょうか?

 

それは、 

息をとめない! ということです。

 

セルフマッサージをしている時に、ついつい夢中になってしまうと呼吸が止まってしまいます。 それを防ぐためには、

マッサージをするときには必ず息を吐く! というルールを作りましょう。

 

 

 ある動作を単純にやめることは意外に難しいことです。

例えば、つい指をポキポキと鳴らしてしまう癖とか、知らない間に歯を食いしばってしまうとか…

 おすすめの対応策は代用的行動を決めることです。

もうこれは絶対にやらない!と誓うより、新しい行動を癖にするということです。

 

指を鳴らすなら代わりに指を反って指や手首のストレッチをしたり、食いしばりに気づいたときは軽く深呼吸をして、一旦息を吐く口の動きでリセットします。

 一回二回ではできないので、何度も何度も繰り返すことになりますが、体を少しずつ正しい方向へ導くお得な癖をつけるようにしましょう。

 

マッサージのときは、息を吐くべし!

これは、誰かにマッサージをしてもらうときも大事です。

 

なぜ息を吐きながらがいいのか?

皆さん自律神経という言葉はご存知ですよね。

呼吸にも大きくかかわりがあります。

 

自立神経とは、字のごとく人の意識ではコントロールをできず、そのものが「自立」して作用しています。

 

 自律神経を少し説明すると、

 

自律神経 = 交感神経 + 副交感神経

 

となっています。

脊髄からちょっと脇、背中から腰にかけてある神経です。

 

ご存知の通り、交感神経の作用は身体を活動的に

反対に副交感神経は、ゆったりと身体を休めるようい働きかけます

その二つのバランスが崩れると、自律神経失調症などになってしまいます。

 

そんな自由にならない自律神経ですが、呼吸を意識的に使い分けることで、自律神経をある程度調整することができます。

 

流れとしては、

 

ゆっくり吐く と 副交感神経が優位になる

身体がゆったりモードになる

筋肉の緊張が弱まり、緩みやすくなる

マッサージやストレッチの効果が出やすい!(小さい力でも効果的に!)

 

「のめし」にマッサージをするのには、労力を抑えるというのは、命題です!

お得な癖を身に着けると、より楽を出来ますっ!

 

 

 

では、反対に交感神経を優位にするにはどうすればいいでしょう?

 

それは簡単なことで、はぁっはぁっはぁっ!!と息をするだけ。

激しく、短く、ダイナミックに、肩が上下に動くように呼吸をすれば、バッチリ交感神経が優位になります。

 

そんなことしても、意味がないのでは…(-_-;)

と思われるかもしれませんが、勝負どころで自分を奮い立たせるのには効果的です。

※心臓や呼吸器に疾患のある方は危険ですので、お控えください。

 

四六時中のんべんだらりとしていては、さすがに生きていけないので、交感神経優位が単純に悪いというわけではありません

 どちらでも偏ることが有害になります。

場面によって、体が必要に応じて自律神経で調整してくれるのです。

 

 

ちなみに、息を吸いながらのマッサージはとてもやりにくいです(^_^;)

力を入れる動作は、息を吸いながらだとうまくできないですね。

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。